キックボクシングで怪我をすることはある?怪我の予防方法は?

キックボクシングで怪我をすることはある?怪我の予防方法は?

運動量も多くダイエットにも適している運動のひとつ、キックボクシング。しかしキックボクシングは格闘技であるということもあって、怪我をしやすいのではないかと考える方も多いのではないでしょうか。

女性やご年配の方でキックボクシングを始めたいけれど、怪我が怖くてなかなか踏み出せないという方もいらっしゃるでしょう。実際のところ、キックボクシングは怪我をしやすいスポーツなのでしょうか。今回はキックボクシングと怪我の関係、さらに怪我をしないためにはどのようなことに気をつけるべきかについて詳しく見ていきます。

キックボクシングは怪我をしやすい?女性やご年配の方が行っても大丈夫?

キックボクシングの怪我のリスクは、他のスポーツと比較しても取り立てて高いわけではありません。加えて試合ではない女性やご年配の方、初心者の方向けのトレーニングにおいては、怪我をするリスクはさらに下がります。怪我について必要以上に怖がることなく、しっかりとしたトレーナーの元についてキックボクシングを始めることができれば、安全かつ楽しくトレーニングを積むことができるでしょう。

女性やご年配の方、初心者は軽めのメニューから

とはいえ女性やご年配の方、初心者の場合には、まず軽めのメニューからトレーニングを始めることが重要です。いきなり負荷が大きいトレーニングをフルスピードで始めてしまうと、思わぬ怪我やアクシデントにつながってしまう可能性があります。キックボクシングを始める場合には自分の体力とも相談しながら、適宜休憩などを挟みつつゆっくりとしたペースでトレーニングを行っていきましょう。

キックボクシングで起こりやすい怪我とは?

キックボクシングは取り立てて怪我のリスクが高いスポーツではありませんが、スポーツである以上怪我をしてしまう可能性自体はあります。それでは、キックボクシングでは具体的にどのような怪我が起こりやすいのでしょうか。代表的な例を見てみましょう。

脚の怪我

キックボクシングのトレーニングは蹴りがその多くの割合を占めています。日々のトレーニングで気をつけていないと、大なり小なり怪我をしてしまうことがあるでしょう。脚の怪我で最も多いのは「捻挫・打ち身」です。蹴りや打撃を受けることが少ないトレーニングでも、特に初心者の場合は力の入れ方が分からずにスパーリングなどで蹴りを入れた際に、逆に自分の脚が捻挫や打ち身になってしまうこともあり得ます。

捻挫や打ち身の延長線上には、「骨折」もあります。骨折をしてしまうと当然ながら日常生活にも大きな影響があるため、絶対に避けておきたい怪我だと言えるでしょう。

また蹴りの際に股関節が大きく動くことから、可動域の狭い初心者やご年配の方の場合には「関節痛・関節炎」などのリスクもあります。

腕・拳の怪我

キックボクシングは打撃もその魅力のひとつです。腕・拳を使った打撃においても、トレーニング方法を間違えるなどすると怪我をしてしまうことがあります。

脚と同様に「捻挫・打ち身」「骨折」といったものもありますが、腕・拳の場合は「TFCC損傷」という怪我が起こってしまう場合があります。TFCCとは手首の小指側の位置にあり、靭帯・軟骨などが集まった組織のことです。TFCCは腕の骨と手の骨を結ぶ役割を果たしており、ここにダメージが加わることで「TFCC損傷」という怪我につながります。ひどい場合にはドアノブを回す、歯を磨くなどの日常生活にも支障が出てしまう怪我です。

その他の怪我

厳密には怪我とは言えないものの、「筋肉痛」もキックボクシングを行ううえで無視できないアクシデントのひとつです。キックボクシングは日常生活で使わない筋肉を使う運動のため、筋肉が傷ついて炎症が起き、筋肉痛の原因となる場合があります。特に始めたての方や体力的に心もとない女性、ご年配の方は激しい筋肉痛に襲われ、日常生活に支障が出てしまう場合もあるでしょう。

怪我を防止するにはどうすればよい?

上記で紹介した代表的な怪我を防止するには、以下の3点に気をつけましょう。

  • 過度なトレーニングをしない
  • 必要に応じて怪我防止グッズを使う
  • トレーナーをつけて安全に行う

初心者や女性、ご年配の方は自分の体力を超える範囲で過度なトレーニングを行ってしまうことで、さまざまな怪我やアクシデントにつながってしまうことがあります。自分のペースを考えて、少しずつ無理のない範囲でトレーニングを行いましょう。

また怪我を防止するためのグッズを利用するのも効果的です。拳と手首にはインナーバンド、脚にはアンクルガードなどを付けることで、怪我のリスクを下げることができます。

またしっかりとしたトレーナーについて、練習メニューの考案やペース配分などを行ってもらいながらマンツーマンでトレーニングを行うこともおすすめです。無理なくトレーニングを続けるためにも、トレーナーの存在は大きなものとなるでしょう。

まとめ

キックボクシングは怪我をしやすいイメージがある方もいると思いますが、正しい方法でトレーニングを行い、無理なく行えれば怪我のリスクは決して高くありません。せっかく始めたキックボクシングが怪我でできなくならないように、この記事で紹介した事柄を守りながら楽しくトレーニングを行いましょう。

「Strive Gym」は、初心者の方でも、女性の方でも、ご年配の方(50代以上)の方でも、安心して利用可能なトレーニングジムです。経験豊富なトレーナーも複数在籍しているので、無理のない範囲でトレーニングを行うことができます。キックボクシングに興味があるという方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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