己の肉体で戦うキックボクシングですが、トレーニングにはいろいろな道具が必要となります。キックボクシングの道具には、自分で用意すべきものとジムが用意しているものがありますので、用意すべきものとそうでないものを分けてご紹介しましょう。
キックボクシングトレーニングの必須アイテム
まずはキックボクシングのトレーニングを行うのに、必須となるアイテムを紹介しましょう。多くの場合はキックボクシングジムに用意がありますので、自分で用意する必要はありません。
サンドバッグ
ボクシングやキックボクシングの練習といえば、欠かせないのがサンドバッグです。革製で中に砂が入っており、パンチやキックを打ち込むために使用します。当然サンドバッグはどこのジムにもありますので、用意する必要はありません。
サンドバッグは中身が砂ですが、打ち慣れていない人が力任せに打ち付けると、手首をケガするほど固いのも特徴です。人の手首に負担がかかりにくいウォーターバッグ(中身が水)を用意しているジムも少なくありません。
サンドバッグを使用したトレーニングを行う場合、慣れるまでは必ずトレーナーに観てもらうようにするといいでしょう。
グローブ
キックボクシングにグローブは必須アイテムです。グローブにはいろいろな種類があり、通常トレーニングで使用するのは「パンチンググローブ」と呼ばれるものになります。サンドバッグなどに当たる部分以外は比較的薄く軽く作られており、パンチを出しやすいのが特徴です。
実際にリングでスパーリングをする場合に使用されるのが「16オンスグローブ」。試合用よりもさらに大きなグローブで、ダメージの軽減とともに、打つ側の拳を保護するために使用されます。
パンチの練習などの場合、使われることがあるのが「オープンフィンガーグローブ」です。パンチンググローブや16オンスグローブは、手袋でいえば「ミトン」の形になっており、つけると手の自由が利きません。オープンフィンガーグローブは読んで字のごとく、指が自由になるグローブ。パンチのトレーニングの際に、より手や指の使い方を意識できる道具になります。
グローブも基本的にはジムに用意がありますのでご安心ください。
ミットなどの防護道具
パンチやキックの練習を人に受けてもらう場合には、ミットを使用します。パンチを受けるよう、キックを受ける用のミットに加え、実際に太ももや腹部をガードするプロテクタータイプもあります。
ミットやプロテクターは、基本的にトレーナーが使用するものですので、トレーニングに通う人が用意する必要はありません。
バンテージ
バンテージとは、キックボクシングの試合の時に、グローブの下で手に巻く包帯のようなもの。拳を守るのと同時に、パンチの威力を上げるものになります。トレーニングで使用する場合、繰り返し使えるマジックテープ式のものもあり、シャドーボクシングなどには非常に使いやすくなります。
簡易式のバンテージは自分の好みで選ぶのがオススメですので、ある程度トレーニングを経験して、必要と思った時に自分で購入するのがいいでしょう。
あると便利な道具
ここまではほぼ必須というべき道具を紹介しましたが、ここからはあると便利な道具をご紹介しましょう。こちらで紹介する道具は、どちらかというと自分で用意するものが多くなります。
ヨガマット
キックボクシングのトレーニングは基本的に裸足で行います。ジムは多くの人が裸足でトレーニングしていますので、床の清潔感が気になるという方や、床の硬さが気になる方は、ヨガマットがあるといいでしょう。ヨガマットを使用するタイミングは、主に柔軟体操やストレッチの時。本格的なトレーニングの時に下に敷くと、すぐに汗がしみてしまうので注意しましょう。
ファウルカップ
これは男性専用のオススメグッズ。実際にスパーリング(対人練習)をする方にはほぼ必須といえるアイテムです。相手が意としていなくても、相手の攻撃が下腹部に当たる可能性は十分にあります。そんな時に大惨事にならないためにも、スパーリングを行う男性はぜひ用意しましょう。
マウスピース
こちらもスパーリングをする方向けの道具です。スパーリングの際に口の中に入れ、下を噛んでしまうようなトラブルを防ぎ、力を込めた時に食いしばりやすくなります。マウスピースは市販のものか、歯科医に専用で作ってもらうオリジナルがありますが、まずは市販のもので試すといいでしょう。
他にも自分で用意するといいもの
上で紹介したオープンフィンガーグローブなどは、ジムによってはない場合もあります。またグローブは内部がどうしても汗臭くなりますから、他人が使ったものに抵抗感がある方もいらっしゃるかもしれません。
そういった方は、グローブ、バンテージなどは自分で用意するといいでしょう。ただし最初から用意するというよりは、実際にジムに通って、必要と感じたら購入するのがオススメです。
もうひとつあると便利なのがテーピングです。ジムによっては用意があるかもしれませんが、主にケガをしたときに使用されるかと思います。
サンドバッグやミット打ちは、コツをつかまないと特に手首をケガする可能性が高いトレーニングになります。トレーニング前に手首にテーピングを巻いておくだけで、手首のケガを防ぐことが期待できるため、不安な方は自分で用意するようにしましょう。
まとめ
キックボクシングは、試合ではあまり多くの道具を使わず、拳と脚を武器に戦う格闘技になります。しかし、そのトレーニングには多くの道具は必要となり、道具を使用する目的の大部分はケガの防止ということになります。
ケガを防ぐためにも、最低限必要な道具は自分で用意しましょう。そして通うジムを探す際は、こうしたトレーニングに使用する道具が充実しているか、キレイに扱われているかなどに注目するといいでしょう。
「Strive Gym」は「清潔なトレーニング空間」を提供することに力を注いでいます。初心者の方でも、女性の方でも、ご年配の方(50代以上)の方でも、安心してご利用いただけるトレーニングジムとなっております。
トレーニング体験をしていただければわかるかと思いますが、初心者の方はまずは動きやすい服装とタオルだけ用意していただければトレーニング府ができるだけの道具を用意しています。
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