三大栄養素の説明もラストの炭水化物となりました。
炭水化物は近年では食事制限ダイエットする際は
真っ先に制限されるものになっていると思います。
ただ、安易に主食を食べない選択はあまり良くないかと思います。
まずは、しっかりと炭水化物について知って行きましょう！
炭水化物は人間にとって重要なエネルギー源です。
特に脳は炭水化物の糖質をエネルギーとして利用します。
炭水化物と言っても糖質、そして食物繊維と分かれます。
食物繊維
人の体内では消化されない食物成分のことです。
大分、昔には食物繊維は栄養として効果がないとされていました。
しかし、近年には食物繊維は高血圧、糖尿病などの生活習慣病の
予防に効果があることが分かっています。
水に溶けない不溶性の食物繊維は根菜や穀物などに
多く含まれており、腸の働きを活発にして便秘予防に
効果的です。
水に溶ける水溶性食物繊維は海藻、熟した果物、
アボカドに多く含まれています。
ブドウ糖の吸収をゆっくりにして、血糖値の急上昇を
抑える効果があります。
最近はよく特保のコーラなど甘い飲料もよく目にすると思います。
実はそれには難消化性デキストリンという水溶性の食物繊維が
含まれています。
この難消化性デキストリンという食物繊維のおかげで、
食後の急な血糖値や血中中性脂肪の上昇を抑える効果があります。
食物繊維の目標摂取量は厚生労働省では男性20グラム、
女性18グラムとなっております。
食物繊維だけでなく、ほとんどの食品は一度だけ大量に
摂取してもそこまで効果的ではありません。
毎日、必要摂取量、目標摂取量を取っていきましょう。
糖質
ご飯やパンの主食の成分であるデンプン、甘味料となる砂糖（ショ糖）、
果物の果糖などがあります。
体内に取り入れた糖質は消化する工程の中でブドウ糖となり、
腸から吸収されて肝臓へと行きます。
血液を流れて、筋肉など体内に運ばれて、
最終的には二酸化炭素と水に分解されます。
脳、筋肉のための重要なエネルギー源となります。
過剰に摂取したブドウ糖はグリコーゲンという物質に
変化して肝臓や筋肉に蓄えれます。
高強度の運動をした場合などに応じてグリコーゲンから、
ブドウ糖に戻ってエネルギー源として利用されます。
しかしながら、一度に蓄えられるグリコーゲンには限界があります。
蓄えられるグリコーゲンの量を超えてしまった分は体脂肪と変化していきます。
糖質の過剰摂取はこのように体脂肪の増加、肥満の元になります。
日本人は古く昔から米食で炭水化物の摂取量が
多い傾向にあります。
ローファットダイエットが主流だったときは
日本人の肥満が増えた原因は食の欧米化で
肉食、高脂肪な食べ物が増えたからだと言われていました。
もちろん、炭水化物の摂取量はそのままで脂質の摂取量が
増えればオーバーカロリーで体重増加、肥満の原因となります。
だた、肉食、高脂肪だけでなくお菓子など食べ物が
溢れたことによる単純な食べ過ぎも原因であると思います。
ケトン体によって脂質をエネルギー源として
脳にも使えることが判明したり、
糖質を制限して肝臓、体内にグリコーゲンを少なくすれば、
体脂肪をエネルギー源として使うこと
炭水化物（糖質）を摂取すると血糖値が上がり、
インスリンというホルモンが働いて余分なエネルギーを脂肪に変えること
血糖値が低下する際に空腹感を感じることが判明して
ローファットダイエットよりもローカーボダイエットが
主流となっております。
食事選択が簡単だということもローカーボダイエットが
人気を集める要因かと思います。
外食する際でもお米なしや少な目にすること、
甘いものを避けることです。
もちろん、ローカーボダイエットで脂肪も燃焼し、
ダイエット減量はできます。
ローカーボダイエットの際には脂質はたっぷりと
摂取するようにしてください。
炭水化物の代わりに脂質をエネルギーとして体は利用します。
脂質はそのままで炭水化物の摂取量だけ減らすと
単純なエネルギー不足となり、疲労感を強く感じたり、集中力が低下したり、
筋肉を分解してエネルギーとして代用していくために筋肉を減少させてしまいます。
安易に炭水化物、甘いものだけ我慢すれば良いという
ローカーボダイエットは絶対に止めてください。
ダイエット、ボディメイクというよりは
筋肉量も減り、疲労感、集中力不足を感じて
体を壊します。
くれぐれもダイエットは計画的に行うように
お願いいたします。
ストライブジムではインストラクターに
お気軽に無料でダイエットのご相談も可能です。
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