葛西のジム 初めてのダイエット応援 塩分、水分について

 

この前の当ジムのホームページダイエットコラムの

余談で少しだけ格闘家の減量で脱水症状で倒れる寸前まで

体から水分を出して、体重を測る一瞬だけ目標体重に合わせて

その後水分を大量に摂取してリバウンドする方法を書きました。

葛西のジム 初めてのダイエット応援 体重について

危険な方法ですので、現在はこの方法の減量を禁止している団体もあります。

一般の方のダイエットは体重を測る一瞬だけ目標体重でいれば良いという

ものではありませんので、これは真似して欲しくはありません。

しかし、もちろん一般の方にも参考となる部分もあります。

 

きっと一般の方が1日足らずで体から水分を3~5㎏も出すことは

よっぽどの汗っかきでもない限り不可能です。

格闘家でも何も準備をしていない状況ではいきなり3~5㎏の水分を

体から出すことは難しいと思います。

 

格闘家が水分を大量に体から出せるようにコントロールするのは、

塩分と水分です!

 

塩分について

水分は水や砂糖なしのお茶であれば、ノンカロリーです。

それだけで体脂肪の増加にはつながる様なものではありません。

 

ただ、そこには塩分が関係している場合もあります。

皆様、こんな経験はあるんじゃないでしょうか?

しょっぱいものを食べた後、のどが渇く

この現象は食塩を摂取すると血液中の塩分濃度を下げようと

体が水分を欲するのです。

日常的に高い塩分量を摂取しがちな方は血液中の塩分濃度を下げようと

体内に水分をため込みやすくなります。

そうすると、体重は中々減少していきません。

一日二日ではそこまでの悪影響は少ないですが、

これを継続していくと様々な悪影響が出てきます。

 

体が水分をため込むことによって、むくみの原因となり、

汗を出すこと、尿を出すこと、血液の循環がスムーズに行かなくなってきます。

しいては基礎代謝(心臓を動かす、呼吸するなど生命維持のため必要となるエネルギー)と

新陳代謝(古いものが新しいものに入れ替わる)が落ちていき、

老廃物や毒素が体から出ていきづらくなります。

結果として太りやすい体になってしまいます。

 

 

そして、皆様に経験があると思います。

「ポテトチップスなど食べだしたら、終わるまで止められなかった( ;;)」

これは塩分の過剰摂取には味覚が鈍り、食欲が増してしまうことがあるからなんです。

加えて、ポテトチップスなど油で揚げているものは当然、脂質も増えます。

高塩分と脂質は食欲増加に更に作用していきます。

また、水分の摂取も多くなります。

お酒のおつまみには塩が強いものが多いはこういう理由だと思います。

 

塩分の摂取量は控えめにしましょう。

厚生労働省がオススメしている一日あたりの塩分摂取量は

18才以上の男性で1日7.5グラム未満、18才以上の女性で6.5グラムです。

ちなみにマクドナルドのハンバーガー1個で1.4グラムの塩が含まれています。

ハンバーガー1個だけでは大したことはなく感じますが、フライドポテトなどの

付け合わせも食べると1食でかなりの塩分量になります。

和食も健康的なイメージですが、塩分量は多いので漬物など

塩辛いものには注意して摂取してください。

 

水分について

人間の体の60%~70%ほどは水分です。

  1. ・血液や細胞に含まれて、全身の隅々まで酸素、栄養を運ぶこと
  2. ・体内の老廃物を排泄すること
  3. ・発汗して体温の調整すること

体内では実に重要な役割を担っています。

 

ダイエット、減量に頑張っている方は体重ばかりに目が行ってしまい、

とにかく汗を出せば良いと厚着でランニング、長く入浴などしていると思います。

効果がないとは言いませんが、脱水症状には気を付けてください。

脱水症状になると熱中症や心筋梗塞など大変なことになることもあります。

脱水症状では上記の1.2.3の水分の重要な役割が働きづらくなって

しまうので、ダイエットの面から見てもマイナスな事が多いです。

汗を出す前、汗を流しながら、汗を流した後、

どの場面でもしっかりと水分補給をしてください。

 

水を適量飲むことは尿や汗など体内から老廃物が排出されやすくなる、

新陳代謝ががスムーズになることで痩せやすい体に変えて行くことができます。

 

便秘ぎみの方にも水分の摂取は大変オススメできます。

腸の中に溜まった便は腸での栄養吸収の邪魔になります。

その便を排泄するために食物繊維と水が効果を発揮します。

食物繊維と水が便のかさを増して排泄を促していきます。

 

冷たい水を飲むと内臓の温度が下がり体が自然と温度を戻そうと働きます。

その過程でもカロリーを消費します。体温を保つ基礎代謝が働くのです。

しかし、冷たい水の飲みすぎは身体の冷えの原因になったり、

お腹も下す原因にもなりますので、冷たい水の飲みすぎには気をつけてください。

 

水の飲みすぎは水中毒といわれる症状で短時間に水を大量に飲みすぎた場合、

腎臓で処理できるスピードを超えて、体内に水が溜まりすぎて膨らんでいき、

頭痛や吐き気、痙攣をおこし、ひどくなると死亡する場合をあります。

水分補給はゆっくりと行ってください。

 

適切な水分摂取量の目安は以下の様に言われています。

0~54才 体重1㎏あたり35ml
55~64才 体重1㎏あたり30ml
65才以上 体重1㎏あたり25ml

 

仮に40歳女性58㎏ですと、58㎏ × 35ml = 2,030ml 

約2リットルが適切な水分摂取量となります。

 

多く感じてしまう方もいると思いますが、

水を飲むだけでなく食事からも摂取できるので、

水分摂取量から500ml~1000mlほど引いても大丈夫です。

 

適度な減塩と水分摂取はダイエットに役立ちます!

 

ダイエットは何でもそうですが、無理はし過ぎないように適量を守って

継続してくださいね。

 

 

ストライブジムでは無理のないように意識改革と

日常生活の改善によってリバウンドのないように

ダイエットすることを基本的にはオススメしております。

 

健康的でより良い生活を送りたい方は

ぜひ、ストライブジムへお越しください!

 

 

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