近ごろのダイエットコラムではランニング&ウォーキングやスイミングなど
ダイエットに人気の運動について説明を書かせて頂いております。
今回のコラムはそのシリーズでエアロビクス&ボクササイズについて書いていきます。
大手のスポーツジムのスタジオプログラムで1度くらいは挑戦したことがある方もいらっしゃると思います。
特別なものを用意する必要はないために取り組みやすい運動のひとつです。
エアロビクス&ボクササイズとは
音楽に合わせて体を動かす有酸素運動になります。アメリカの軍の軍医が開発した
「有酸素運動の{aerobic}」が語源と言われています。
初歩的なエアロビクスは簡単なステップを用いて行う運動です。
中級者、上級者向けになると運動強度や難易度が高くなっていきます。
音楽の種類や動き方はインストラクターによって変わりますので、
飽きずに取り組みやすいエクササイズの一つです。
エアロビクスのようにボクシングの動きを取り入れたものが
ボクササイズとされています。
エアロビクスは音を取りながら動くこと、中級者者以上になると難しいステップを使うので、
一見するとものすごく難しく見えることあります。しかし、初歩から始めて基本のステップ動作を
習得していけば必ずできるようになります。
エアロビクス&ボクササイズのメリット
有酸素運動による脂肪燃焼効果
エアロビクスは行う強度や個人によって変わりますが、大体は有酸素運動となることが多いです。
ランニングは手や足を色々な方向に動かすことは少ないですが、エアロビクスは体を色々な方向に
動かすことが多いです。ランニングよりも体を大きく使うことでより高い消費カロリーを期待できます。
有酸素運動は始めの20分以内は体内の糖質(グリコーゲン)と脂肪を使って体を動かしますが、
20分以上経過すると、脂肪の方が優先的にエネルギーとして利用するようです。
ランニングでは一定の動き過ぎてつまらなく感じて続けられないという方は
エアロビクス&ボクササイズが大変オススメです。
体力向上が期待できる
エアロビクス&ボクササイズは初歩的なものから始めれば、運動が苦手な方、体力が不安な方でも
無理なく行えるエクササイズです。段々と運動に慣れていけば自然と心肺機能も強くなり、
エアロビクス&ボクササイズの強度も強いものが出来るようになります。
動いても息切れしづらい、長時間動けるようになる体力、スタミナが付いていきます。
遅筋が鍛えられる
エアロビクス&ボクササイズだけのメリットではないですが、
有酸素運動を継続して行っていくと遅筋(持久力に必要な筋肉、太くはならない)が鍛えられます。
遅筋は脂肪燃焼効果の高い筋肉で長時間続く有酸素運動の際に脂肪がエネルギーとして利用されやすくなります。
エアロビクス&ボクササイズのデメリット
音を取ることと振り付けを覚えることが難しい
エアロビクス&ボクササイズは初歩的なものであれば、リズムを取って振り付けを覚えて動くということは
そこまで難しいことではないです。中級者以上のクラスになるとリズムも早く振り付けも複雑になります。
エアロビクス&ボクササイズは大体、団体で行うことが多く、自分一人だけリズムが取れず振り付けが
覚えられていないということになると疎外感を感じて、やる気がなくなる場合もあり得ます。
無理をしてしまう場合がある
エアロビクス&ボクササイズは団体で行うことが多いために、周りの影響でいつもの自分よりも頑張れるという
メリットもありますが、反面、周りに影響されて無理をし過ぎると怪我の原因になりかねません。
自分のレベル合っているエアロビクス&ボクササイズを選んで行うようにしましょう。
カロリーを消費しづらい体になる
これはエアロビクス&ボクササイズだけのデメリットではなく、有酸素運動のデメリットと言えるところです。
人間はある程度、置かれた環境に対応できるように変化していきます。
エアロビクス&ボクササイズなど有酸素運動を日常的に行っていると、更に長時間動けるように少ないエネルギーでも
動き続けられるように変わっていきます。
まとめ
エアロビクス&ボクササイズは音に合わせて行うことや振り付けを覚えることでランニングやウォーキングと
比べると飽きずに続けやすいことが最もメリットかと思います。
ダイエットもフィットネスも一番大切なことは継続することです。個人差がかなり大きいですが、
一人で黙々とランニングを繰り返す方が好きだという方は無理をしてエアロビクス&ボクササイズに
取り組むことはしなくても良いと思います。
自分が楽しんで継続できる方を選択して週2回程度でも続けていくことが大切です。
どんな運動にもメリット、デメリットはあるものですので、エアロビクス&ボクササイズだけで
ダイエットや健康維持ということも出来なくはないですが、他の筋トレなど無酸素運動を組み合わせて
運動していくことがオススメです。