いつもダイエットコラムの中では短期間のダイエットはあまりお勧めしておりません。
しかし、人間は結果をすぐに求めがちですよね。
もしくは結婚式や成人式、旅行など写真に残るようなイベントの時だけでも痩せていたいと考えませんか?
そんな方のために今回は超短期間で行う食事制限のダイエットをご紹介したいと思います。
その名はベリーローカロリーダイエット!
こちらのダイエットは名前の通り非常に少ないカロリーだけ摂取するダイエットです。
基礎代謝量以下の摂取カロリーは筋肉が落ちやすく、脂肪が残りやすい、リバウンドしやすいなど
危険性もたしかにありますが、ベリーローカロリーダイエットは基礎代謝量以下の摂取カロリーです。
このダイエットは1970年代に当時の有名な科学者たちが世界中から集まり考えられたダイエット方法です。
その科学者の方々は皆様体重100㎏越えのふくよかな方々でした。
その方々が考えたのは1週間から10日にかけて、もの凄くカロリーの低い食事を摂取するというものでした。
その時に塩分だけ少し摂取するも必要となります。
気になるその食事内容は?
タンパク質を60~70gを摂取する、塩を6g摂取する、なんとそれだけです!
もし、鶏むね肉、サラダチキンだけでタンパク質70gを摂取しようとすると、
約300g~400g食べることができます。1食あたり100gくらいのチキンだけなんて辛いですよね。
科学者たちの実験ではプロテインで摂取した方、鶏肉を食べた方、卵を食べた方もいらっしゃるそうです。
炭水化物や糖質が含まれているものを摂取した方いないようですが、卵を食べて方はそれなりに脂質を摂取して
いたのではないかなと察します。炭水化物と脂質は完全に0gというわけではないと思います。
実験に参加した科学者たちのベリーローカロリーダイエット期間中の
1日あたりの摂取カロリーの平均は400kcalと少しであったようです。
科学者たちの実験結果はいかほどに?
科学者たちのベリーローカロリーダイエットの平均結果は
1週間でなんと、マイナス6.8KGでした。
1週間だけで集中してもどうしても体重を落としたい方には
チャレンジしてもよいかなというダイエット方法です。
かなり、辛いことは覚悟していただきたいですが。
ベリーローカロリーダイエットがお勧めできない方
・トレーニングを継続して行いたい方
ベリーローカロリーダイエットの最中は非常に少ない摂取カロリーなので、
そのような状態で運動してしまいますと、筋肉分解などもそうですが、
そもそも倒れてしまう危険性も高いです。
ベリーローカロリーダイエットの最中には
激しいトレーニングはせずに安静にしていてください。
15年後に研究されたベリーローカロリーダイエット
ベリーローカロリーダイエット1日あたり400kcalと少しを摂取することですが、
それに加えて1000~1200kcalほど摂取カロリーを増やすやり方です。
1日の総摂取カロリーは1500kcalほどになります。
この1日1500kcalほどのカロリーで半年間ほどダイエットを続けた結果、
最大でマイナス23㎏という方もいらっしゃったそうです。
普段、一般の方は2000kcalを超えることは珍しくありませんので、
この1日1500kcalのダイエットを半年も続けたということは相当な努力だったと思います。
トレーニングを継続したい方には!
トレーニングをしている方でベリーローカロリーダイエットにチャレンジしたい方は
まずは1週間400kcalと少しの間だけトレーニングをお休みして、
そのあとに1000~1200kcalを追加したあとにトレーニングを再開することです。
400kcalくらいのときに運動してしまいますと、筋肉分解を促進させてしまいます。
1週間くらい休んでも筋肉はそんなに簡単に落ちません。
ベリーローカロリーダイエットとの付き合い方
400kcalほどのダイエットは絶対に長くはできませんし、継続すればするほど体重も落ち続けるということはないと思います。
1500kcalほどのダイエットでもやはり食事量は少ないですし、当然栄養も不足しがちです。
1週間400kcalのダイエットを行った後には、1500kcalのダイエットにして長くても6週間ほどの
ローカロリーのダイエット期間を設けることをオススメいたします。その方が健康のために良いです。
まとめ
今回はベリーローカロリーダイエットについて書かせていただきました。
やり方はとてもシンプルなので、チャレンジしやすいダイエットではあるかなと思います。
運動することが嫌いな方、どうしても短期間で痩せたい方はチャレンジしても損はないと感じます。
しかし、ローファット、ローカーボと比べても即効性はあっても、かなり辛く感じるかなと思います。
ダイエットはしっかりと計画を立て行うことが大切です。
出来れば最低でも半年、余裕を持って1年~2年ほどで計画を立てるべきです。