キックボクシングジムに通い続ければ試合にも出られる?

キックボクシングジムに通い続ければ試合にも出られる?

運動不足解消やダイエット目的でキックボクシングジムに通い始めたものの、キックボクシングの魅力に気づき実際に試合に出てみたいという方もいるかもしれません。ではキックボクシングの試合に出るにはどうすればいいのでしょう?プロを目指す方法などとともに解説しておきましょう。

キックボクシングは日本発祥のスポーツ

意外と知らない方も多いかと思いますが、キックボクシングは日本発祥のスポーツです。元々はタイの国技ムエタイが本流となります。かつてムエタイの選手を日本に招き、空手やボクシングの選手との異種格闘技戦を企画した方がいました。

この時に用いた統一ルールが、現在のキックボクシングのルールの源になっています。

プロになるには?

実は日本国内におけるキックボクシングのプロ団体は、10以上存在しています。日本で誕生したキックボクシングですが、後に分裂を繰り返して現状のようにプロ団体が乱立する形になりました。

各プロ団体では、それぞれプロライセンスを発行しており、プロキックボクサーになるには、プロテストに合格してライセンスを得る必要があります。ただしその規定や基準は団体ごとに異なるため、一概に「ここまでできればプロになれる」というラインは存在しません。

一般的なプロへの道のり

多くの団体があるものの、プロになる道のりにそう違いはありません。まずは、どこかのキックボクシングジムに所属し、練習生としてトレーニングを積みます。ジムのトレーナーや会長が「試合に出ても大丈夫」と認めると、まずはアマチュアの大会に出るのが一般的です。

アマチュアで数試合経験し、その試合内容などがジムの会長などの持つ独自の基準に達していれば、プロテスト受験に推薦してもらえ、受験ができるというのがプロへの道のりです。

プロテストの内容は?

プロテストの内容は団体ごとに違います。多くの場合、筆記試験とスパーリングという形になりますが、さらにシャドートレーニングの試験や筋トレの試験などを課している団体もあります。また、受験に年齢制限を設けている場合や、プロテスト自体は年配の方でも受験できるものの、プロの試合に出るには年齢制限がある場合もあります。

どの団体のプロテストを受けるかというのは、基本的に通っているジムの会長などの紹介となりますので、会長がどの団体に所属しているか、懇意にしているかで決まることが多いようです。

アマチュア団体の試合に出るには?

プロになるにはある程度時間と実績が必要になりますが、アマチュアの試合に出るにはどうしたらいいでしょう?

基本的に資格は必要なし

キックボクシングのアマチュアの試合に出場する場合、特に資格がないというケースがほとんどです。プロ団体が乱立しているように、アマチュアの大会もいろいろな主催者がいますので、その主催者が設けた基準次第ということになります。

極端に言ってしまえば、主催者が特に基準を設けていなければ、未経験者がいきなり試合に出ることも可能です。ただし、多くの場合所属しているジムの推薦が必要となっています。

所属するキックボクシングジムで、トレーナーや会長などが練習ぶりを見て、試合に出してもケガをしない、問題ないと判断された場合、アマチュアの試合に出られると考えておけば問題ないでしょう。

大事なことはケガをしないこと

プロと違い、アマチュアの試合において重要なのは、試合でケガをしないことでしょう。プロであれば大事なことは「勝つこと」ですが、アマチュアの場合は事情が違います。他に仕事など本業がある方同士の試合ですから、ケガをして私生活に影響が出ては大変です。

多くの場合、ジムの会長やトレーナーが見ているのはディフェンスの技術。最低限大けがをしないようなレベルであれば、試合に推薦してもらえるかもしれません。

試合に出ることを目指すなら?

キックボクシングは未経験でも、最終的にはアマチュアの試合でもいいので出場したいという方は、まずジム選びを慎重に行いましょう。試合出場が視野に入っているということは、ダイエット目的や運動不足解消を目的としている人とは少々事情が違います。

ダイエットや運動不足解消目的のプログラムもありながら、選手育成も行っているようなジムを選んで、トレーニングをしながらレベルアップを目指すのがオススメです。

まとめ

キックボクシングという格闘技に関しては、プロ団体が多数存在していたり、プロライセンスも各々が発行していたりと、あまりまとまった業界ではありません。その分試合に出るハードルも、ボクシングや空手と比較すれば低いかもしれません。

とはいえ、格闘技ですから試合に出れば危険であるのは間違いありません。出ると決めたからには真剣に、そして慎重に技術を高めるようにしましょう。

「Strive Gym」は基本的には選手育成をせず、ダイエットや運動不足解消を目的としているジムですので、初心者の方、女性の方、ご年配の方にとっては非常にトレーニングを行いやすい環境であることは間違いありません。

ちょっと気になっているという方はぜひ体験してみてください。また、「Strive Gym」でトレーニングを続けるうちにどうしても試合に出たくなったという方は、トレーナーに一言お伝えください。ご希望に沿えるようなアドバイスをさせていただきます。

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