葛西のジム 初めてのダイエット応援 お酒について

 

皆様、お酒は太る原因だ!ダイエット中にお酒なんてダメだ!

というふうに考えていらっしゃる方、大変多いと思います。

とはいえ、誘いも全部断るわけにはいかないから、仕方なく飲みに行ってしまう。。。

そんな方のために今回はお酒について説明していきます。

 

お酒に含まれる糖質について

カロリーがあるのは基本的には3大栄養素「タンパク質4kcal、脂質9kcal、タンパク質4kcal」ですが、

お酒(アルコール)も実はカロリーがあります。アルコールのカロリーは1ℊで7kcalです。

しかし、アルコールには3大栄養素のように体のエネルギーになったり、筋肉や骨、

体内ホルモンになるなど役割はないため、エンプティカロリーと呼ばれています。

 

しかし、そもそもアルコールは炭水化物を始め、糖分の含むものから加工されてできています。

ビールであれば麦、日本酒であれば米、ワインであればブドウです。

上記のようなお酒は醸造酒と呼ばれて糖質が残っています。

糖質を摂ると血糖値が上がり、すい臓からインスリンというホルモンが出て上がった血糖値を下げること、

糖質を筋肉や肝臓に蓄えていきます。筋肉や肝臓に蓄えきれなくて余った糖質は体脂肪として蓄えられます。

糖質の含むお酒はこのような理屈で体脂肪の増加、肥満の原因になります。

ただ、ビールの100ml当たりの糖質の量は3.0gほどですので、

本当にお酒の糖質だけで太るにはかなりの量のお酒を飲まなければなりません。

そんなに飲むことは普通の方には到底無理なことかと思いますし、

急性アルコール中毒やアルコール中毒になる可能性もありますので、大変危険です。

お酒の種類と量にもよりますが、アルコールの糖質で太るというのは、私は考えづらいかと思います。

 

ローカーボダイエット中でどうしても糖質が気になる方はビール、ワイン、日本酒のような醸造酒ではなく、

焼酎、ウイスキーなど蒸留酒を飲むと良いかと思います。

蒸留酒には糖質はほとんど含まれておらず、カロリーはアルコールによるものです。

蒸留酒をロックや水割りで飲む分には糖質を考えると問題ないですが、

割り材が甘いジュースやフルーツが入ったカクテルでは蒸留酒を選ぶ意味が無くなってしまうので、

ストレート、ロック、水割り、お茶割り、炭酸割りなどカロリーを足さない割り材を選びましょう。

 

アルコールについて

体内に摂取したアルコールは一部が呼吸や尿から排泄されていきます。

アルコールのほとんどは肝臓で代謝されて、アセトアルデヒドという有害な物質に変化します。

アルコールから摂取した約3割ほどカロリーはこの過程で消費されます。

発生したアセトアルデヒドは更なる過程を経て、最終的には二酸化炭素と水に分解し無毒化されます。

ここまでの過程でアルコールから摂取したカロリーの約7割ほどは消費されます。

少量のアルコールの摂取では肥満の原因となることは考えられません。

 

しかし、多量のアルコールを摂取した場合には上記のアルコール代謝が上手く働かず、

二酸化炭素と水にまで分解されずに中性脂肪が作られるようになります

そうなると体脂肪の増加にもちろん影響していきます。

多量の飲酒はダイエットの面からも金銭面からも健康面からメリットは何一つありません。

ちなみに適量のアルコール摂取量は血中のアルコール濃度が0,1%程度になるまでと言われています。

体重60㎏の人の場合でアルコール5%のお酒だとやや1Lが限度のようです。

その他、厚生労働省がオススメする適切なアルコール摂取量は1日20ℊまでとされています。

そうすると、5%のお酒で計算すると500mlとなります。

飲みすぎには充分お気を付けくださいませ。

 

アルコールが与える筋肉へのデメリット

筋肉の増加を促す男性ホルモンの一つであるテストストロンの分泌をアルコールは妨害します。

アルコールを飲んだときに分泌されるコルチゾールというホルモンには血糖値をコントロールする働きがあります。

コルチゾールには体が最もエネルギー源として利用しやすい糖を生み出すために、

筋肉の分解を促進させてしまうことがあります。

筋肉量が減ってしまうことは基礎代謝が落ちてしまうので、結局はダイエットにも悪影響が出て行きます。

 

 

 

あとはお酒のお供には塩分の高いもの、脂肪分の多いものが多いです。

塩分を多く摂取すると、血中の塩分濃度を下げようと水分を欲します。

脂肪分の多いものを食べて炭酸飲料を飲むことやワインを飲むというのは、

口の中がリセットされてどんどん食欲が加速していくことは分かりますよね。

飲みすぎと食べ過ぎのダブルパンチにはしっかりと注意しましょう。

 

ここからは私の考えになりますが、

 

ビールを1杯飲んだから今日頑張った1時間のトレーニングが全て無駄になるなんてことは無いと考えています。

アルコールは1ℊあたり7kcalです。缶ビール500mlのカロリーは約210kcalほどです。

1時間運動(キックボクシング)によって消費するカロリーは45分で30才女性51㎏の方の場合、

394kcalとされています。 ※イートスマートというサイトから参照

運動による活動代謝の消費カロリーの方が高いです。

 

糖分であろうと、タンパク質であろうと、脂質であろうと、

塩分、水分であっても過剰に摂取すれば体に悪影響はあります。

アルコールも摂取し過ぎないように気を付ければ、

そんなに問題ないと考えています。

 

ダイエット、ボディメイクは何よりも継続が大切です。

飲みすぎない、食べ過ぎないことに気を付けて、運動も頑張りすぎないように

継続できるように生活習慣から変えて行ってください。

 

お酒を我慢していたけど、続かなくてストレスで大量飲酒が癖になってしまった

なんてことがあれば、ダイエットとして失敗ですし、体に良くありません。

 

ストライブジムでは無理のない範囲で生活習慣を変えていくことから

オススメすることが多いです。

リバウンドしない体と生活習慣を手に入れましょう!

 

 

 

 

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