葛西のジム 初めてのダイエット応援 停滞期について

 

ダイエットを始めて最初2~3㎏くらいはすぐに落ちたけど、

その後が全然落ちなくなることはどんなダイエット方法でも起こり得ることです。

 

停滞期

頭で痩せたいと強く考えていたとしても、体は正直に反応することが多いです。

昔の飽食でないころ、人間は痩せすぎて栄養失調に苦しんだり、餓死したりすることもありました。

太りすぎで健康を失うということは現代でも飽食の国だけで、

食糧難に苦しむ国にはダイエットという考えはないと思います。

人間の体には痩せすぎて栄養失調や餓死しないようにする機能があります。

この機能をホメオスタシス(恒常性)と言います。

 

ダイエットを行い、カロリーの低い状態だと最初の内はエネルギーを消費しますが、

そのうち、カロリーの低い状態に慣れていき、カロリーを消費しない体に変わっていきます。

餓死しないようにホメオスタシス機能で体が省エネモードになります。

食事からカロリーを吸収しやすくなるようになり、心臓を動かすなど生命維持に必要な基礎代謝

を減らしたり、運動によるカロリー消費を少なくなったりします。

 

元の体重の3~4%ほど落ちると停滞期は始まることが多いようです。

60kgからダイエットを始めたとすると、2,4㎏減量し57.6㎏くらいになったときです。

もちろん、個人差はありますので、もっと早く停滞期を感じる方も入れは、

遅く停滞期を感じ始める方もいらっしゃいます。

 

停滞期に入ると多くの方が体重が落ちないことによって、ストレスを感じて

ダイエットを辞めてしまう方が多くいらっしゃいますが、ここで挫折しないでください。

今までの努力も水の泡になりますし、基礎代謝が落ちた状態ですので、

ダイエット前よりも太りやすい体になっていることもあります。

停滞期は必ず誰しもに来ることです。焦らずにダイエットを継続することが大切です。

 

とは言っても停滞期がとても不安で出来る限り早く抜けたいものですよね。

 

停滞期の対処法

1.食事も運動もそのままにしておく

いやいや、そんなもの対処法でもなんでもないじゃないかと思いますよね。

しかし、これも対処法としてあります。なぜならホメオスタシス機能も永遠には続かないからです。

ホメオスタシス機能で体が省エネモードになっても2週間~1か月ほどで減った時の体重に慣れて

ホメオスタシス機能は効果が薄くなっていきます。そうすると、再び体重が落ちていきます。

焦らずに自信を持ってダイエットを継続することが大切です。

鳴かぬなら鳴くまで待とう時鳥みたいな感じですね。

 

2.チートデイ

ダイエット中でも気にせずに好きなものを食べられる日のことです。

人によって1人前だけ好きなもの食べる、量は食べたいだけ食べる、脂質だけものすごく増やすなど

チートデイのやり方は様々です。

好きなものがずっと食べられないというストレスから開放される精神的にもメリットがあります。

精神的なメリット以外にも稀に高いカロリーを摂取する日を作ると体は飢餓状態になっていると

判断せずにホメオスタシス機能がそこまで働かず基礎代謝と運動による消費カロリーを減らさないことができます。

チートデイはむやみに取らずに体重の変化を見ながら計画的に行っていきましょう。

チートデイを楽しみにダイエットしていると明日は好きなものが食べられるから、

今日は頑張ろうなんていうことでダイエットそのものを続けやすいです。

鳴かぬなら鳴かせて見せよう時鳥みたいな感じですね。

 

3.ダイエット、食事の摂り方、運動の仕方を見直す

このやり方もとても大切ですが、ストイックに考え過ぎないようにしてください。

このやり方で多いのは「食べ過ぎだ、もっとカロリーを減らそう」や

「運動による消費カロリーが少ない、もっと運動しよう」という考えです。

冒頭から書いている通り、どんな人間でも、どんなダイエット方法でも停滞期は訪れます。

 

では、どのように見直すのかというと、

食事からの総摂取カロリーはできるだけ変えないでバランスを変える。

今までタンパク質30%、脂質50%、炭水化物20%のローカーボダイエットに取り組んでいたら、

少し炭水化物の摂取量を増やしてタンパク質30%、脂質20%、炭水化物50%の

ローファットダイエットに変えてみることや食物繊維を多く摂取したり、

血糖値を上げづらい食品に変えてみる、水分の摂取を増やしてみる、塩分を減らしてみるなどして

体重の増減の様子を見てください。

 

あとは運動の種類を変えることも重要です。

ジョギングやウォーキングの有酸素運動で運動していて、

体が慣れていくとあまり有酸素運動でカロリーを消費しなくなってしまいます。

有酸素運動から筋トレへ運動を変えてみることで筋肉量が増加して基礎代謝が上がり、

痩せやすい体に変わっていきダイエットが進む場合もあります。

 

上記の様に無理のないように食事、運動を見直していってみてください。

自分にとって効果的なダイエットが必ず見つかるはずです。

 

 

 

いつも、ダイエットコラムで書いていますが、

継続は力なり

これを忘れずにダイエットをしてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

2024年5月
« 4月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031