葛西のジム 初めてのダイエット応援! 大豆食品について

 

ひと昔前はダイエットといえば、揚げ物や高脂質の肉を控えて魚や大豆食品を代わりに摂るように言われることが多かったです。

糖質制限によるダイエットが主流となっている近年では高脂質であっても肉は食べるべき、魚や大豆などのタンパク源は必ず摂取して

糖質に代わるエネルギー源として脂質を多く摂ることをオススメされることが多いです。

 

大豆食品(豆腐、納豆など)と聞くと健康に良い、ダイエットにも効果的とイメージがあるかと思います。

お米やパンなどの炭水化物、主食を豆腐に置き換えてみるダイエットに挑戦したことはありませんか?

確かの牛丼チェーンにもご飯が豆腐に変更になっているメニューを見たことがあるかなと思います。

普通の牛丼よりも炭水化物もカットされていて、カロリーは低くなっています。

 

大豆は畑の肉と言われるほど、植物性食品の中ではタンパク質が多く含まれています。

筋肉を維持するために、糖質制限をするために大豆食品を摂取する方は大変多いかと思います。

 

ヘルシーなイメージが強い大豆食品ですが、今回は本当に体に良いのか書いていきます!

まずは乾燥大豆100gの栄養を知りましょう。乾燥大豆100g タンパク質33g、脂質21.7g、炭水化物28.8g 433kcal

乾燥大豆を100gも食べられるかどうか疑問ですが、その問題は今回は触れずに書きます(-_-;) お許しください。

乾燥大豆100gにはなんと33gものタンパク質が含まれています。これは他の高タンパク質の食材と比べても勝っています。

鶏むね肉皮無し100gにはタンパク質22.3g、脂質1.5g、炭水化物0g 108kcalと現在ブームになっている鶏むね肉よりも

乾燥大豆100gのタンパク質含有量は多いのです。タンパク質量だけで見るなら乾燥大豆はものすごく優秀な食材です

 

ダイエットの基本は消費カロリーを摂取カロリーよりも多くすることです。

たくさん運動して、基礎代謝も含め1日に3,000kcal消費カロリーしたとしても、

5,000kcalを摂取すれば痩せることはないといっても良いでしょう。

ダイエットには低糖質ダイエット低脂質ダイエットが主流です。

タンパク質は体重あたり2gほどの摂取はどちらのダイエットでも必要されています。

低脂質の場合であれば1日の総摂取カロリーの2割以下を脂質から摂取すること、炭水化物は適量の摂取をします。

低糖質の場合であれば1日20g以下の糖質というかなり厳しい糖質制限を勧めることもあれば、

1日の総摂取カロリーの2割以下で糖質を摂ることを勧めていることもあります。脂質は適量の摂取をします。

どちらにせよダイエットの基本消費カロリーを摂取カロリーよりも多くすることを無視してはダメです。

低脂質、低糖質ダイエットで炭水化物は摂っていない、脂質は摂っていないとしても

総摂取カロリーを増やしすぎては瘦せていくことはないといっても良いでしょう。

 

乾燥大豆にはタンパク質でなく、しっかりと脂質、炭水化物も含まれています。

もし、厳しい糖質制限ダイエット(1日に20g以下の糖質)に挑戦する場合には

乾燥大豆100gを食べてしまえば、一日の炭水化物の許容摂取量を超えてしまいます

脂質制限で一日の総摂取カロリー2割以下であれば、仮に一日総摂取カロリー2,000kcalとすると、

脂質は400kcal(約44.4g)以下に抑えなればなりません。

乾燥大豆を200gくらい食べると一日の脂質の許容摂取量を超えてしまいます

大豆はヘルシーだからいくらでも食べて良いというわけではありません

脂質も炭水化物も含まれています。栄養のバランスはしっかりと考えて食べましょう。

 

植物性タンパク質のメリット、デメリット

冒頭にも書きましたが、大豆は植物性タンパク質です。

動物性タンパク質の食品にはないメリット、デメリットもあります。

 

植物性タンパク質のメリット

植物性タンパク質は食物繊維も一緒に摂取できます。動物性タンパク質には食物繊維はありません。

食物繊維の効果で吸収がゆっくりとなり、血中のアミノ酸濃度が長く一定に保てます

寝る前や長い間栄養摂取が難しい場合には大豆(ソイプロテイン)がオススメです。

 

植物性タンパク質のデメリット

タンパク質は分解されるとアミノ酸になります。アミノ酸は20種類ありまして、その内の9種類は体内で生成することができないために

必須アミノ酸と言われています。動物性タンパク質はほとんどの食材が8種類の必須アミノ酸が含まれていて

アミノ酸スコアというものが100になります。植物性タンパク質のトップの大豆でもアミノ酸スコアは86となっています。

必須アミノ酸の量が少なかったり、バランスが崩れていると体内で効率的に利用できません。

タンパク質の摂取、体内で有効に利用されることを考えるなら、植物性タンパク質だけからのタンパク質摂取ではなく

動物性タンパク質もしっかりと摂取することが必要となります。

 

まとめ

大豆食品は決して健康に悪いということは無く、摂取することは問題ありません。

大豆だけではなくすべての食材がそうですが、そればっかり摂取することなく、

バランスよく摂取しましょう。

 

 

 

 

 

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